2019/05/20

病院という〈環境〉。

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病院という空間には、外来・入院を問わず、毎日多くの患者さんが来られます。特に、入院される患者さんにとっては、一時的とはいえ生活の場ともなります。そして同時に、職員にとっては職場そのもの。院内外の環境・空間をどのように整備するかは、非常に重要です。

まず大切なのは〈安全性〉。

病院の環境づくりにとって、最も大切なことは〈診療行為を安全かつ円滑に行うことができる〉ことでしょう。清潔の維持、診療動線の効率化、感染予防の仕組み作り、バリアフリーへの対応などは、病院にとっては欠かすことができないものです。もちろん、それぞれの病院でやり方は多少異なるかと思いますが、この点への配慮はどこの病院でもなされているはずです。

次に求められるのは〈快適性〉。

安全性が担保できた場合、次に求められるのは〈快適性〉だと思います。患者さんやそのご家族は、病気に対する不安や、治療に対する痛みを抱えています。そうした人たちが少しでも快適に治療を受けることができ、症状が落ち着いた時に、ふと癒される。そんな空間があれば、素敵ですよね。ただし、安全面とは異なり、正解があるものではないので、それぞれの病院が思い思いの工夫をしているのではないでしょうか。

山下病院にある工夫。

当院で特徴的なのは、患者さんをお迎えする玄関付近や、患者さんが移動する通路に配されている美術品です。玄関を入ると左手側には、石で作られた枯山水のような美術空間があります。大きな窓から光が差し込むように設計さているため、見る時間によって表情が変わります。そこから、病棟へと流れる患者さんの動線に合わせ、たくさんの美術品が配置され、ともすると無機質になりがちな病院という空間にゆとりと癒しを与えています。また、屋外には庭園もあり、四季の花による癒しの散策空間となっています。

みなさんの病院にはどんな工夫がありますか。

当院は決して建物が新しい病院ではありませんが、上記のような工夫が、患者さんの快適性の向上に、多少なりとも役立っているのではないかと思います。もし、興味のある方は、是非見に来てください。
また、皆さんの病院にも、小さなものから大きなものまで、快適な空間の実現に向けた、いろいろな工夫があるかと思います。もしすぐに思いつかないという方は、一度探してみてはどうですか。

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記事投稿者プロフィール
  • 山下病院は1901年(明治34年)に一宮市に開院以来、115年以上にわたり地域医療の一翼を担い、消化器専門病院として発展してきました。 医療の進歩が著しい中...

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