2019/04/11

【Report】病院・地域をつなぐ看護職/妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援

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愛知県看護協会より、県内で活躍する保健師・看護師の活動を3回にわけてご紹介します。テーマは「病院・地域をつなぐ」。第三回目は、地域の看護職とともに、妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援を目指す、看護師からのレポートです。

妊娠期から母子を支え・つなぐ~妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を目指して~

子育て支援には、病院や地域の多職種が連携し、「親と子の始まりを戸惑うことのないよう支援すること」「子育ての場所と環境を調整すること」を意識していくことが重要です。当院では、正常な経過の妊婦は助産外来で支援し、母体疾患や胎児奇形が見つかり不安を抱える両親には、妊娠期から地域の保健師に情報提供を行い、安心して出産が迎えられるように連携を図っています。

出産後「エジンバラ産後うつ質問票(EPDS)」の結果でうつ傾向の強い母親には、産後の状況について、病棟助産師と市町村保健センターの保健師とが情報共有し、新生児訪問を行うことで育児の戸惑いの軽減や母親のメンタルヘルスにつなげています。

市町村保健センターでは周産期連携会等を定期的に開催し、助産師と保健師の顔と顔のつながりが持てるようになりました。これらの連携により、子どもの成長に伴う問題にも病院と地域が互いの役割を明確にして支援することが可能になりました。

妊娠期から子育て期までのメンタルヘルスや児童虐待等は、早期発見・早期支援が望まれます。今後も切れ目のない支援を目指して、未来ある子どもの健やかな成長を願い、病院助産師と市町村保健センター保健師が互いに支え合いながら連携していくことが大切だと思います。

(名古屋第二赤十字病院 看護師 八田恵利)

病院助産師と市町村保健センター保健師との情報共有、連携した活動が、子どもとその家族の健やかな生活を支援しています。

 

画像提供:PIXTA

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