2019/02/20

悪酔いしない、日本酒の飲み方。

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日本酒の魅力を探るシリーズ、「日本酒で、乾杯」の続編です。今回は、「日本酒は悪酔いしやすい」「次の日に残りやすい」とお感じの方におすすめの対策を考えていきます。

日本酒はどうして酔いやすいのか。

日本酒のアルコール度数は、平均すると15度前後。この数字だけを見ると、アルコール度数43度のウイスキーや25度の焼酎に比べ、それほど強くないようにみえます。しかし、ウイスキーや焼酎は水や炭酸で割って薄めて飲みますが、日本酒はそのまま飲むお酒です。それだけアルコールの摂取量が増え、酔いやすくなります。ついつい量を飲み過ぎれば、当然、悪酔いするし、次の日まで残ってしまうというわけです。

日本酒と一緒に飲みたい、和らぎ水。

そんな日本酒を上手に味わうこつが、三つあります。一つは、お酒と同じくらいの量の水を飲むこと。この水のことを、「和らぎ水(やわらぎみず)」といいます。
盃の横にたっぷりの和らぎ水を用意して、日本酒を一口飲んだら、水も一口飲むようにします。そうすると、体内の血中アルコール濃度が上がりにくく、酔いの速度が穏やかになります。また、お酒の合間に水を飲むことで全体の酒量も減り、飲み過ぎを防ぐことにもつながります。
洋酒にはチェイサー(追い水)、日本酒には和らぎ水、と覚えておくといいでしょう。

悪酔い予防には、おつまみが大切。

二つ目のこつは、おつまみです。日本酒に限らず、空腹状態でお酒を飲むと胃壁に負担をかけるだけでなく、一気にアルコールが体内に吸収され、血中アルコール濃度が上昇します。その上昇を緩やかにするには、お酒と一緒におつまみを食べることが大切なのです。
居酒屋や料亭では、最初にお通しが出てきますが、それは体への思いやりという点で、理にかなっています。お通しの料理をまずお腹に入れておくと、空腹でお酒を飲まなくてすみます。また、飲み会の前に、チーズやナッツを食べるのもおすすめ。食品に含まれる脂肪分が、胃の粘膜を保護してくれます。
また、そもそもお米から作られた日本酒は、料理の味を引き立てる名人でもあります。おいしい料理と一緒に味わうと、お酒の旨味と食材の旨味が増幅して、至福の美味しさになります。

ほろ酔いになったら盃を置く。

日本酒と一緒に水を飲むこと。おつまみを食べながら味わうこと。ここまで、悪酔いしない飲み方として、二つのこつを紹介しました。最後のこつは、実に当たり前のことですが、自分の適量を知って、飲み過ぎないことです。
一般に、ビールや焼酎、日本酒などをチャンポンすると悪酔いするといいますが、それはチャンポンが悪いというよりも、アルコールの過剰摂取が原因です。
日本酒であれば、個人差もありますが、一日1〜2合が適量です。水や料理と一緒に、ゆっくりじっくりおいしい日本酒を味わい、ほろ酔いになったら、盃を置く。そんな大人の飲み方を心がけたいものですね。


日本酒の魅力を探るシリーズ、いかがでしたか。次回は「うち飲み」をテーマにお届けしようと思います。

画像提供:PIXTA

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  • その飲み方、すでに実践中
    ちゃんと根拠があったんですね🎵

    • 高木さん、晩酌ってする方なんですか(^ω^)

  • ついつい飲みすぎがちですが、『ほろ酔いになったら盃を置く』ってかっこいいですね!
    そんな飲み方を心懸けます。

  • 日本酒の清酒酵母のs-アデノシルメチオニンがうつ病の改善に効果があるといわれています。
    効果を確かめたことは無いのですが、最近、日本酒がマイブームです。

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