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お国の本音が見えてきた?!〜看護師さん、出番ですよ!①

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地域医療を変える…立案者の我慢強さに感服。

中日新聞LINKEDの仕事の資料整理で、今回の診療報酬の改訂を色々と眺めていて「う〜ん、お国ってやつは、実に辛抱強く計画実現に向けての準備をするところなんだなぁ」っと関心しています。

冷静に考えると、いま起こりつつあることは、平成20年の社会保障制度国民会議の答申の中にほぼ網羅されています。その上で、慎重に抵抗勢力を排しつつ、緩やかな経済的な誘導で環境や空気を作りつつ、具体化する時は一気呵成。この間に10年の月日をかける周到さ。見事なもんだなぁ。見事です。

目指しているものは…時々入院、ほぼ在宅。

政策立案者の心象風景を勝手に覗いてみると、地域医療再編の目的は…財源が逼迫する中、超高齢社会のなかで地域医療=セーフティーネット=国民皆保険制度を維持すること。

では手段は…地域医療をお金のかからないものに変えていく!…ちょっと待てよ…地域医療の中でお金の掛かるものって…そう! 急性期の入院治療に沢山お金がかかっている…でも、必要だし…じゃ、病気を最後まで治さない?…でも、病気抱えながら元気に生きていく社会を作る…決めたんだよね!…だから急性期病院はこんなにいらない!…じゃ、減らしちゃえ!

こんなには単純じゃないでしょうけど…

皆さんの病院のベッドは空いてきていません?

新年度に入って、多くの病院に急性期病院のベッドが空いてきています。

皆様の病院においてはいかがですか? 医療看護必要度…急性期病床への入院のハードルは上がり、在院日数はどんどん短くなっていく。空いてくるのが当たり前ですよね! さらにいくつかの病院では、病床の稼働率が上がらないから、看護師の新卒採用を手控えようかって話もちらほら…聞きます。この間まで、空前の看護師不足だったのに?

え、病院って、看護職って不況業種だったの?

でも、心配はいりません! 地域社会が必要とする看護師は絶対に足りません!

大丈夫です! 僕が言っても、説得力はゼロですが…政策立案者の心の内を覗くと…地域全体で、看護職は絶対に足りていません! 余ってきているのは…リストラクチャーを迫られている一部の病院の急性期病床における看護師だけです。地域医療の目的が、治癒からQOLに移る中で、患者の療養場所も、病院から在宅に移っていきます。いまは起こっていることは、地域医療の再編の中での一過性の現象だと思います。今後、専門医が余ってくることがあっても、決して看護職が余るような時代はこないと確信しています。

今日の話の結論。

看護職のフロンティアは、医師や病床の呪縛から離れ、<病気抱えながら元気に生きていく社会>にある。ですね!
そこには看護職の無限の可能性が広がっているような…看護師さん、出番ですよ!
ぜひ、皆さんの意見を聞かせてください!

画像提供:PIXTA

黒江 仁

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NPO法人看護の広場の事務局長を努めています。Project-LINKED事務局の一員としても、併せて看護職のみなさんがつながり、高め合い、これからの超高齢...

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